見学に訪れたホームは東京都大田区に新設(2016年10月開設)された【ウェルケアガーデン久が原】です。
こちらはフジサンケイグループの株式会社サンケイビルウェルケアが運営する5つ目の介護付有料老人ホームです。同社のホームの特徴は何と言っても国際医療福祉大学大学院の竹内考仁教授を顧問に迎え実践されている「自立支援介護」です。自立支援介護とは水分摂取・栄養・自然排便・運動の重要性に着目し、ご本人の体調を整え、活動性を上げることで体力を回復し、意欲や活力を取り戻すことを基本精神とする自立を支える介護のことをいうそうです。
この取組みによって同社のホームでは複数のご入居者の要介護の改善事例があるそうです。
今回の久が原のホームではどのような取組みがされているのか早速見学してみたいと思います。

自立支援介護の前に住環境と日常生活

まず、ホームへの行き方ですが最寄駅は東急池上線の久が原になります。駅から住宅街をぬけて歩いて行くと目の前に和風モダンな外観の建物が見えてきます。(事前に予約をしておくことで近隣の駅まで迎えに来てもらうことも出来ます)エントランスを入り受付スペースをぬけると外観同様のイメージで落ち着きのあるメインダイニングスペースが広がっています。

各フロアごとにリビング・ダイニングや浴室等の生活スペースが配置されているため、同じフロアで生活するご入居者同士が顔馴染みになりやすく愉しい時間を過ごせそうです。
また、1階には地域連携室があり多世代の方と交流することにより新たな愉しみも見つけられそうです。

プライベートな空間となるそれぞれのお部屋はどのタイプも20㎡以上あり、ご自宅で使用していた家具なども持ち運べ自由に使用できます。同社では久が原で初めて導入することになった介護サポートシステムのセンサーによってご入居者の起床、離床、転倒、ベッド転落などを検知し、即座にスタッフの方がもつ端末機器へ情報が送信されるため緊急時には即座に対応、安眠中はむやみに入室する必要がなく最適なケアを受けられます。
看護スタッフも24時間365日いるため医療面での受入体制も整っています。

気になる自立支援介護の中身

それでは、今回の見学記のメインである自立支援介護の中身をご紹介していきたいと思います。

まず、1階のメインダイニングの横にはパワーリハビリテーションを行うための機器が置かれたリハビリテーション室があります。ここでは専門資格をもった機能訓練指導員の指導のもと一人ひとりのご状況に合わせた機能回復プログラムを受けることが出来ます。この他にも設備として浴室内の浴槽や手すりの配置位置、共有部のお手洗いの便座の高さなど細かな配慮がされています。

専門的なスタッフ、機材や設備に加え、同社では日常的にご入居者の生活にかかわるスタッフ全員が自立支援介護を学び「水分摂取量の計測」、「食事中の咀嚼状況」といった日々の生活の状況をこまめに確認を行い全体で共有する仕組みにより、ご入居者への自立支援介護を実践されているそうです。

こんな方にお勧めです

突然の骨折や脳梗塞などによってリハビリが必要となってしまった方、もうリハビリによる回復を諦めてしまった方にお勧めのホームです。

高齢の方にとっては現在できることを維持するだけでも十分意味のあるリハビリと言えますが、もう一度「○○を観に行きたい」、「○○であれを食べたい」…といった目標をもって回復に向けてスタッフの方と周りのご入居者の方からも刺激を受けながら生活してみませんか?

この記事の筆者

相田 拓也

昭和57年生まれ(34歳)
大学卒業後に入社後高齢者事業の担当となり、高齢者施設の企画・運営・入居相談を10年以上にわたり経験。高齢者施設の選び方に関するセミナーを多数開催。相談者のご希望や条件に合う高齢者施設をご提案し高齢者施設で暮らすことのメリット・デメリットを分かりやすくお伝えすることをモットーに相談員をしております。