高齢者のちょっとした変化。あとになって、それは「サイン(前兆)」であったのでは、と思い当たることがあります。今回は、「何気ない話題に潜む危険」です。
病院への受診にせよ、老人ホームへの住み替えにせよ、早めの対応が重要。そこで、子供や第三者からみて「おや?」と思う事象を挙げてみました。きっと「あ、あるある!」と思いあたることがあるのでは。

笑い話で終わっていたことが・・・

親御さんと話していて、「このあいだね、・・・」という話を何気なく聞いていて、「うっかりさんの笑い話」もあるかと思います。でもときに、そのうちのいくつかが、何かの前兆だったりすることもあります。

① 迷子
最近どこかで迷子になって、誰かに助けてもらったとか、そんな話を聞いたことはありませんか?
「お母さん、方向音痴なんだから~」と話していたら、じつは体の問題が潜んでいるかも。

② 滑舌が悪い(ろれつがまわっていない)
入れ歯にしたとたんに、なんだかフガフガと滑舌が悪い。「まだ慣れないのだろう」と思っていたら、じつは、脳梗塞が起きていた、ということがあります。

③ 痣、たんこぶ
タンスにぶつけた、転んだ、という話。見事な青あざを家族で大笑い、なんてことはありませんか。でも、どこで転んだのか、どんなふうだったのか、もう少し聞いてみましょう。頭をぶつけて1か月くらいたつと「硬膜下血腫」という状態になることがあります。ぶつけた直後はレントゲンを撮ってもわかりません。傷ついた血管からじわじわと出血し、脳の中を圧迫するほどに血が溜まり、命に係わる状態になることがあります。高齢者の硬膜下血腫はよく聞きます。ぶつけたあと、なんでもなさそうでも、頭痛がすると言っていたり、鎮痛剤を常用している様子があったら、病院で検査を。

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この記事の筆者

シニアホームなび 運営事務局